ストレス耐性とは?高い人・低い人の特徴とストレス耐性を高める方法【医師監修】
こんにちは。企業の健康経営を支援する「わくわくT-PEC」事務局です。
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ストレス耐性とは、ストレスに対する抵抗力や対処能力のことです。ストレス耐性は「容量」「処理能力」「感知能力」「転換能力」「回避能力」「経験」の6つの要素がかかわり、ストレス耐性の高さは採用シーンなどで重要視されるケースが増えています。ストレス耐性が高い人・低い人の特徴とストレス耐性を高める方法についてまとめました。 以下、医師監修による記事です。
<目次>
◆ストレス耐性とは?言葉の意味を解説
└ストレッサー・ストレス反応・ストレス耐性の関係
└レジリエンスとの違い
◆ストレス耐性に関係する6つの要素
◆ストレス耐性が高い・低いのはどのような人?
└ストレス耐性が高い人の特徴・傾向
└ストレス耐性が低い人の特徴・傾向
◆労働者・会社の両者にとってストレス耐性の重要性が増している理由
◆ストレス耐性が低い場合はどうすればいい?高めるための考え方と行動
└ABC(DE)理論で考える
└さまざまストレス対処法(コーピング)を身につける
└基本的な生活習慣を見直す
◆従業員のストレス耐性の高めるために企業が検討すべきこと
└適性検査でストレス耐性をチェックする
└ストレスケアに関する研修を実施する
└ストレスの原因を把握して、職場環境を改善する
◆ストレス耐性を高めるには個人・職場の両者のアプローチが必要
ストレス耐性とは?言葉の意味を解説
ストレス耐性とは、「ストレスに抵抗したり、受け流したりする力」のことです。つまり、「ストレスがかかったときに、どのくらいまで耐えられるか」がストレス耐性になります。
ストレッサー・ストレス反応・ストレス耐性の関係
医学や心理学の分野において、ストレスは「ストレスの原因(ストレッサー)」と「ストレスに対する反応(ストレス反応)」に分けられます。
たとえば適度に空気が入って、膨らんでいる状態の風船が健康的なメンタルだとします。風船を指で押すと、風船は歪んだ状態になりますが、ここでいう風船を押す指が「ストレッサー」、力によって歪んだ状態が「ストレス反応」です。
限界まで空気の入った風船は、ゴムが伸びきっているので跳ね返す力が弱く、空気の逃げ場もないので破裂してしまうでしょう。少し余裕を持たせてふくらませた風船なら、力がかかっても、弾性によって力を跳ね返したり、空気が逃げたりするので割れにくいです。このように割れないように「ストレスを受ける力」が、ストレス耐性ということになります。
レジリエンスとの違い
ストレス耐性に関係する6つの要素
ストレスへの抵抗力がストレス耐性であると説明しましたが、具体的にはどのような能力があるとストレス耐性があるといえるのでしょうか。
ストレスに強いかどうかは、もともとの性格による部分が大きいと考えている人もいるかもしれません。しかし、実際にはストレスの原因や対処法を知ったり、ストレスの捉え方を変えたりするだけで向上する部分も多いです。
ストレス耐性を作るのは次の6つの要素だと考えられています。
■(1)ストレスへのキャパシティ(容量)
ストレスへのキャパシティとは、文字通り、受けたストレスを溜めておける精神的な容量のことです。人によってストレスへのキャパシティは異なり、容量が大きければ、ストレス耐性が高いといえます。
ストレス反応は「身体的反応」「心理的反応」「行動的反応」の3つに分類されます。ストレスを受けても十分な容量なら目立った悪影響は出ません。その一方で、容量が小さいとキャパオーバーになり、「動悸がする」「いらいらする」「攻撃的になる」などの反応が出やすくなります。
■(2)ストレス要因へ対処できるか(処理能力)
ストレスを受けたとき、その影響をゼロにすることはできません。しかし、ストレスが発生する原因を解決したり、適切に対処したりすることで、ストレスの影響を最小限にできます。
たとえば仕事で問題が起きたとき、その場で冷静に対処して解決できれば、受けるストレスはそれだけで済みます。うまく対処できずに事態が悪化したり、問題が大きくなったりすると、ストレス要因がさらに増え、より多くのストレスを受けてしまいます。
このような「問題を解決する能力」「影響を最小化する能力」のことをストレスの処理能力と呼びます。ストレスを感じるようなトラブルが発生したり、予想外の事態に陥ったりした際に、冷静に対応できる人は処理能力が高く、ストレスにも強いといえます。
■(3)ストレスに気付きやすいか(感知能力)
ストレス耐性における感知能力とは、ストレスを認識する敏感さのことです。感知能力が高い場合、ほかの人がストレスだと思わないようなことも「ストレス」と認識しやすいです。
トラブルや困難などに直面した際に、それをストレスと捉えるかどうかは人によって違います。ストレス要因に対する感知能力が低いほど、ストレス耐性は高くなります。
■(4)ストレスをポジティブに考えられるか(転換能力)
職場や家庭でストレスを感じるケースは多いですが、人によってストレスの原因の捉え方は異なります。同じ原因に対してもポジティブに捉えられる人とネガティブに捉えてしまう人がいます。発生している問題や置かれている状況を、ポジティブに考えられる力が転換能力です。
たとえば、職場で昇進・昇格が決定した場合、「仕事の量が増える」「責任が増す」というのはネガティブな捉え方です。その一方で、「これまでの努力が認められた」「裁量権が大きくなる」「給与面などでの待遇がよくなる」とポジティブに捉えることもできます。また、転換能力が高ければ、仕事で失敗したときも「小さなミスで済んでよかった」「経験を積めた」と前向きに考えられます。
■(5)ストレスの要因を回避できるか(回避能力)
回避能力とは、ストレスの要因を避ける能力のことです。回避能力が高い人は、ストレスになるような状況や人間関係があっても、それを察知して距離を置くことができます。また、物事を割り切って考えられるため、ストレス自体を作りにくいです。
回避能力に関してはもともとの性格の影響が大きいですが、そのときの身体やこころの健康状態の影響も受けると考えられています。たとえば、体調が悪かったり、疲労が溜まっていたりすると、回避能力が下がり、いつもなら何とも思わないようなこともストレスに感じることがあります。
■(6)ストレスそのもの・その経験(経験)
同じようなストレスには徐々に慣れていきます。最初はストレスに感じていたことでも、経験を重ね、慣れることでストレスだとは思わなくなるのです。
また、ストレス要因にうまく対処できたという経験も重要です。同じような問題が起きても「あのときもなんとかできたから」と深刻に受け止めずに済み、経験をもとにスムーズに対処でき、ストレスを感じにくくなります。
ただし、ストレス要因にうまく対処できなかった過去があると、その経験が想起されて、ストレス耐性が下がることもあります。単純に「ストレスを多く受けるとストレス耐性が上がっていく」というわけではなく、困難やトラブルに直面したときのストレスの受け止め方や乗り越えてきた経験が重要になるのです。
困難・トラブルを乗り越え、ストレスをうまく対処できた経験が多い人は、ストレス耐性が高いです。
ストレス耐性が高い・低いのはどのような人?
前述のとおり、ストレス耐性は複数の要素で構成されています。そのため、ストレス耐性を簡単に判断することはできませんが、ストレス耐性が高い人・低い人は共通の特徴を持っていることが多いです。
ストレス耐性が高い人の特徴・傾向
ストレス耐性が高い人の特徴・傾向は以下のとおりです。
●ポジティブ思考
●楽観的に物事を考えられる
●マイペースで他人に左右されない
●自己肯定感が高い
●ひとつのことに没頭できる集中力がある
このような特徴・傾向がある場合、物事を前向きに捉えられ、困難があってもストレスを作りにくいです。たとえば、マイペースに作業を進められる人は無理に周囲のスピードに合わせないため、ストレスを感じにくいでしょう。高い集中力を持っている人なら、ストレスになるような周囲の雑音に気を揉むことも少なくなります。
ストレス耐性が低い人の特徴・傾向
ストレス耐性が低い人の特徴・傾向は以下のとおりです。
●真面目すぎる
●協調性が高すぎる
●完璧主義で自分にも、他人にも厳しい
●周りに助けを求めるのが苦手
●自分の意見を言うことができない
このような特徴・傾向がある場合、必要以上に物事を難しく考えてしまったり、細かいことを気にしてしまったりして、ストレスを溜め込むケースが多いです。真面目さや協調性の高さは仕事をするうえで非常に重要ですが、理想の高さからストレスに結びつくこともあります。
労働者・会社の両者にとってストレス耐性の重要性が増している理由
ストレス耐性は労働者にとっても、従業員を雇用する企業にとっても重要性が増しています。それぞれの立場からストレス耐性が重要である理由について説明していきます。
■労働者にとってストレス耐性が重要な理由
ストレス耐性の高さは、自分らしい働き方を実現することにつながります。軽度なストレスや一時的なストレスなら影響は小さいですが、体調を崩し、休職・離職することになればキャリアにも影響が出てしまうこともあります。
ストレスによって心身を損なえば、仕事だけでなく、自分の生活にも影響が出ます。自分らしく生きるためにも、ストレス耐性の高さは重要であるといえるでしょう。
またストレス耐性の高い人材は、労働市場においても求められています。自分のストレスパターンを知り、うまく付き合っていくのは、自身の価値を上昇させることとも関係してきます。
■会社にとってストレス耐性が重要な理由
前述のとおり、ストレスは労働者の心身の不調を招き、悪化すれば休職や早期退職につながるリスクがあります。また、ストレスによって仕事のパフォーマンスが低下するケースもあり、安定した労働力を確保して、高い生産性を維持するためにもストレス耐性の高い人材は欠かせません。
とはいえ、ストレス耐性の高い、同じような傾向を持った人を集めればよい組織になるとは限りません。ストレスを生む根本的な原因を放置したまま、休職率や離職率を改善するのは難しいです。
企業としては、職場におけるメンタルヘルスケア対策の推進は必須といえるでしょう。雇用している従業員のストレス耐性を高める取り組みや、職場におけるストレス要因を取り除く工夫が重要です。
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ストレス耐性が低い場合はどうすればいい?高めるための考え方と行動
ストレス耐性の回避能力については環境要因による部分が大きいです。一方で、ストレス耐性を構成する要素の中には、考え方や行動に左右されるものもあります。
人の考え方や行動は自分の意識で変えられるため、ここを訓練することでストレス耐性を高めることができます。ここからはストレス耐性を高めるための、考え方・行動について説明していきます。
ABC(DE)理論で考える
ABC理論とは、出来事に対して抱く感情や行動を理解するためのフレームワークのことです。「出来事(A)」に対して抱く「感情や行動(C)」は、直接的に結びつくのではなく、「出来事(A)」に対する「認知・認識(B)」が「感情や最終的に取る行動(C)」に影響を与えているという考え方です。これを理解していると、(B)にあたる「認知」を意識して変えることができ、(C)にあたる感情や行動を自然と変えられるようになります。
たとえば仕事でミスをした際に、仕事を辞めたいと感じたとします。しかし、この「仕事でミスをした(A)」と「仕事を辞めたい(C)」の間には、さまざまな「認知・認識」が挟まっています。たとえば次の表のようなイメージです。
仕事を辞めたいと感じながら、働き続けなければならない状況は、多くの人がストレスに感じることでしょう。しかし、この「認知・認識(B)」をポジティブに変えることができれば、そもそも仕事を辞めたいとまでは思わないかもしれません。
このように出来事に対する認識を変えれば、必要以上に落ち込んだり、周りに怒りをぶつけたりする必要がなくなります。自分の認識を変えてみるように、意識して生活してみてください。
さまざまストレス対処法(コーピング)を身につける
現代社会においてストレスは避けられないものです。ストレスを感じた場合の対処法を身につけましょう。ストレスへの対処は「コーピング」と呼ばれ、大きくは以下の3種類に分類できます。
【コーピングの種類】
1.問題焦点型:ストレスの原因そのものにアプローチする方法
2.情動焦点型:ストレスの原因に対する自身の認識を変化させる方法
3.ストレス解消型:溜まったストレスを発散する方法
身体を動かしたり、大きな声を出したりするストレス解消型は一般的な方法ですが、実はその他にも対処法はあります。いくらストレスを発散しても、根本的な原因が残っている限り、またすぐにストレスを溜めてしまうでしょう。ストレスにうまく対処するためには、さまざまな対応があることを理解し、自分に合う方法を複数用意しておくことが重要です。
ストレスとの向き合い方、マネジメントについてはこちらの記事でも解説しています。
「ストレスマネジメントとは?企業における推進方法とセルフケアのやり方【医師監修】」を読む >>
基本的な生活習慣を見直す
ストレスを受け止められるキャパシティや処理能力は、その日の体調によっても左右されます。心身の不調そのものがストレスになるケースもあり、健康を維持できる生活ができているかどうかは、ストレス耐性にも大きく影響します。
「十分な睡眠・休養」「バランスの取れた食事」「適度な運動」など、心当たりのある方は基本的な生活習慣の見直しをしてみてください。
従業員のストレス耐性の高めるために企業が検討すべきこと
繰り返しになりますが、従業員のストレス耐性を高めることは、休職率・離職率の低下、生産性の向上につながり、企業にとってもメリットがあることです。
企業が従業員のストレスマネジメント力を育てなければならない場面もあるでしょう。従業員のストレス耐性を向上させるうえで、企業が検討すべき取り組みについて説明していきます。
適性検査でストレス耐性をチェックする
適性検査の中には、回答者のストレス耐性を測定できるものもあります。現在のストレス耐性を把握することで、どこまでどのような対応が必要か検討しやすくなるでしょう。
適性検査は採用活動だけでなく、雇用している従業員のストレスマネジメントにも活用可能です。ストレスパターンや性格の傾向を把握して、相性のよい部署・チームへの配属を検討したりできるため、一つの指標として活用するとよいでしょう。
ストレスケアに関する研修を実施する
従業員のストレス耐性を上げるためには、セルフケアや、ストレスマネジメントに関する研修を実施するというのも有効です。企業主体で研修や講習を実施して、ストレスに関する正しい知識と対処法を身につける機会を提供しましょう。
また、従業員全体に向けたセルフケアの研修だけでなく、管理監督者向けにラインケアの研修を行うのも効果があります。ストレスケアに関する研修の内容はさまざまなので、職場の問題点やストレス傾向などを把握し、目的を明確にしたうえで、研修や講習を実施しましょう。
<事務局より>
ティーペックのセルフケア研修などでは、参加型で身に付くプログラムをご提供します。民間企業の人事業務などを経験した実績豊富な講師が、現場での実践に向け、レベルやご要望に応じて対応します。 ティーペックの各種研修について、詳細はお気軽にお問い合わせください。
ストレスの原因を把握して、職場環境を改善する
企業としては、社員が抱えるストレスの原因を把握して、労働環境を改善していくことも重要です。より具体的には、以下のような職場環境を改善する取り組みが考えられます。
■長時間労働させないために適切な労務管理を行う
長時間労働は職場における代表的なストレスのひとつです。厚生労働省の「令和5年労働安全衛生調査」(※1)によれば、39.4%の人が「仕事の量」をストレス要因として回答しています。長時間労働は集中力を低下させ、ケアレスミスの増加や生産性の低下にもつながるため、まずは労務管理・勤怠管理が適切に行われていることを確認しましょう。そのうえで、「業務の効率化を図る」「人員を増やす」「人材の配置を見直す」「残業時間の上限規制を徹底する」などの対策を取ってください。
■ワーク・ライフ・バランスの取り組みを進める
ワーク・ライフ・バランスとは、仕事とそれ以外の時間の割合を意味します。長時間労働やそれに伴う労働災害などを防止する観点でよく使われる言葉で、日本においては「仕事と生活の調和」と訳されるケースもあります。心身の健康を保つためには、働くだけでなく、家族や友人と過ごせる仕事以外のプライベートな時間も確保することが大切であり、企業としてもワーク・ライフ・バランスに関する取り組みを推進するようにしましょう。
たとえば、「従業員の休暇状況をモニタリングして、休暇の取得を促す」「管理職が積極的に有給休暇を取るなどして、誰もが制度を利用しやすい雰囲気を作る」などが具体的な取り組みとして考えられます。また、誕生日休暇やリフレッシュ休暇などの企業独自の特別休暇を設けているケースもあります。実際、厚生労働省の「令和5年就労条件総合調査」(※2)によれば、全体の55%の企業が何かしらの特別休暇の制度があると回答しています。
■職場コミュニケーションの改善を図る
職場におけるコミュニケーション不足やミスコミュニケーションは、ストレスの原因になります。コミュニケーションの問題はミスを誘発し、大きなトラブルにつながる可能性もあります。
職場コミュニケーションを改善し、風通しのよい職場を作るための施策としては次のようなものが挙げられます。
●コミュニケーションツールを導入する
●フリーアドレス制度を実施する
●ランチミーティングを行う
●社内イベントを企画する
●雑談できる休憩場所を用意する
●社内留学制度を取り入れる
など
■働き方の多様性を確保する
前述の長時間労働やワーク・ライフ・バランスの話とも関連しますが、従業員のストレスマネジメントにおいては、働き方の多様性を確保することも重要です。多様な働き方のできる職場であれば、ライフスタイルに合わせられるため、仕事以外の時間も作りやすくなります。
働き方を多様化させるうえで見直すべきポイントは「働く時間」と「働く場所」の2点です。
たとえば、働く時間であれば「フレックスタイム制」「変形労働時間制」「短時間勤務」「時差出勤」などの制度を導入することが考えられます。働く場所の場合、「テレワーク(リモートワーク)」「サテライトオフィス」「ワーケーション」の導入などが施策として挙げられます。
■ハラスメント対策を進める
パワハラやセクハラなどのハラスメントも、職場における主なストレスのひとつです。ハラスメントは直接受けた人以外にも悪影響を及ぼしますし、ハラスメントの事実や噂がSNSなどで拡散されれば、企業の信用やブランドイメージを損なう危険性もあります。
またストレス耐性を判断するために、過度な圧迫面接を行った場合、ハラスメントだと受け取られるケースもあるので注意しましょう。
ハラスメントを放置することは従業員にとっても、企業にとっても大きなデメリットです。ハラスメントが発生しにくい環境を整えるとともに、「専用の相談窓口を設置する」「ハラスメントに関する研修を実施する」などの取り組みを推進しましょう。また、ハラスメントに関しては、社内で相談しにくいことも多いため、相談窓口を外部委託するのもよいでしょう。
<事務局より>
ティーペックの「ハラスメント相談サービス」では、ハラスメントに関する悩みを、心理カウンセラーに安心して相談することができます。電話・Web での相談を通じて、職場内での早期解決につなげるためのサポートをいたします。相談内容については、ご利用者のご希望に応じて契約団体に報告することができます。詳細はお気軽にお問い合わせください。
ストレス耐性を高めるには個人・職場の両者のアプローチが必要
ストレス耐性の高さは、企業で働く個人にとっても、従業員を雇用する企業にとっても重要なものです。ストレス耐性は「容量」「処理能力」「感知能力」「転換能力」「回避能力」「経験」から構成され、もともとの性格によらない部分もあります。
ストレス耐性を高めるためには、考え方を変えたり、自分に合った対処法を身につけたりするなどの方法がありますが、企業によるサポートも欠かせません。従業員のメンタルヘルスケアにおいて企業が果たす役割は大きく、ストレスマネジメントを推進することは、生産性の向上や離職率の低下などにもつながります。企業としては、適性検査を活用したり、ストレス耐性を向上させる研修を実施したりするなどの取り組みを行いましょう。
<事務局より>以下より、従業員のメンタルヘルスの実態について解説している資料をダウンロードいただけます。ぜひご活用ください。
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【出典】
※1 厚生労働省「令和5年労働安全衛生調査」(個人調査)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/r05-46-50_kekka-gaiyo02.pdf
※2 厚生労働省「令和5年就労条件総合調査」(労働時間制度)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/23/dl/gaiyou01.pdf
【参考】
文部科学省CLARINET「第2章 心のケア 各論」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/002/003/010/003.htm
厚生労働省「仕事と生活の調和の実現に向けた取組の推進」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudouzenpan/tyouwa/index.html
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◆監修者プロフィール
●名前
大西良佳
●科目
産業医、公衆衛生、ペインマネジメント、麻酔科、漢方内科、美容皮膚科
●所属学会・資格
公認心理師
産業医
麻酔科専門医
ペインクリニック専門医
公衆衛生修士
温泉療法医
緩和ケア研修修了
ICLSプロバイダー
●メディア出演実績
テレビ朝日「林修のレッスン!今でしょ」
宝島社
東京スポーツ新聞
小学館
※当記事は、2024年11月に作成されたものです。
※「健康経営(R)」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
※本記事内で紹介されているサービスに関して、記事監修の医師は関与しておらず、またサービスの監修もしていません。
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