特集
withコロナ 2020/08/27

職域向け新型コロナウイルスに関する情報

※本記事は、2020年8月27日時点でのものです。新型コロナウイルス感染症に関する情報は随時変更になる可能性がありますので、予めご了承ください。

新型コロナウイルスと共存しながら社会活動や経済活動を行っていくため、新しい働き方のスタイルが求められています。日常生活での感染症対策はもちろんのこと、一日の多くの時間を費やす仕事の場面で、どのように感染症対策を行っていくべきなのかを考えなければいけません。基本的な感染対策から、政府や厚生労働省、学会などの情報をわかりやすくまとめたのでご紹介します。

≪目次≫
◆新型コロナウイルスに関する職域向け情報
◆職域における新型コロナウイルス感染症対策の必要性
◆職場における新型コロナウイルス感染症への感染予防、健康管理の強化
◆自宅等でテレワークを行う際の作業環境
◆STOP!熱中症 クールワークキャンペーン(職場における熱中症予防対策)

新型コロナウイルスに関する職域向け情報

・厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00007.html

・日本産業衛生学会「新型コロナウイルス感染症情報」
https://www.sanei.or.jp/?mode=view&cid=416

・内閣官房 新型コロナウイルス感染症対策推進室「新型コロナウイルス感染症対策」
https://corona.go.jp/

※リンク先の情報は随時更新されています。

職域における新型コロナウイルス感染症対策の必要性

新型コロナウイルスは、飛沫感染と接触感染 が考えられており、基本的な感染対策が必要となります。感染後症状を発症するまで、1~14日程度と考えられています。

症状がない感染者からの感染も確認されており、対面での会話などでも他人に感染させる可能性があるといわれています。感染した人がさらに違う場所で感染を広げると、爆発的な感染者の増加を起こします。

厚生労働省では、小規模な感染者の集団(クラスター)の発生防止を重要視しており、企業と働く人々の取り組みがとても大切になります。

(参考:日本産業衛生学会「新型コロナウイルス感染症情報」
https://www.sanei.or.jp/?mode=view&cid=416)

職場における新型コロナウイルス感染症への感染予防、健康管理の強化

厚生労働省では、各事業者が自主的な取り組みを実施するにあたって、事業場で働く方々の感染予防、健康管理の徹底を周知するよう、協力を仰いでいます。
職場における感染予防対策のチェックリストなどを活用して、職場の実態に即した対策実行が求められています。

上図は、厚生労働省「働く方・経営者への支援などのリーフレット一覧(新型コロナウイルス感染症)」より抜粋
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00145.html
全チェックリストはこちら⇒https://www.mhlw.go.jp/content/000657665.pdf

◆業種ごとの感染拡大予防ガイドライン一覧
内閣官房が公表している「業種ごとの感染拡大予防ガイドライン一覧」はこちら
⇒https://corona.go.jp/

自宅等でテレワークを行う際の作業環境

新型コロナウイルス感染症対策として、テレワークを導入した企業も多いと思います。


テレワークを行う作業環境が労働者の自宅等、事業者が提供している作業場以外である場合は、下記のような作業環境となるよう、労働者へ助言することが望ましいといわれています。

上図は、厚生労働省『テレワークにおける適切な労務管理のためのガイドライン』より抜粋
https://www.mhlw.go.jp/content/000553510.pdf

上記の環境整備に加え、これから迎える夏に注意しなければいけないのが、熱中症です。室内でも、室温と湿度が高くなれば熱中症にかかりやすくなります。
エアコンの活用は熱中症予防に有効であるため、こまめな換気とあわせて、室温、湿度の調整を行いましょう。また、室内であまり動かず過ごしていると、水分摂取が少なくなりがちです。熱中症予防のためには、のどが渇く前にこまめに水分をとることが大切です。そして、日ごろから健康管理をして、熱中症と感染症を予防していきましょう。

「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントはこちら

STOP!熱中症 クールワークキャンペーン(職場における熱中症予防対策)

厚生労働省は、労働災害防止団体や関係省庁と連携し、職場における熱中症予防に取り組んでいます。

上図は、厚生労働省HP「STOP!熱中症クールワークキャンペーン(職場における熱中症予防対策)」より抜粋(リーフレット)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000116133.html

リーフレットはこちら
⇒https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000613019.pdf

おわりに

「Withコロナ」の段階となった今、従業員一人ひとりが「新しい生活様式」を取り入れ、自分に合った新しい働き方のスタイルを再構築していくことが必要になります。そして事業主は、従業員が健康で安心・安全に働くことのできるよう、環境や働き方に関する対策を、職域に応じて整えていくことが求められます。

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参考

・厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00007.html

・日本産業衛生学会「新型コロナウイルス感染症情報」
https://www.sanei.or.jp/?mode=view&cid=416

・厚生労働省「テレワークにおける適切な労務管理のためのガイドライン」
https://www.mhlw.go.jp/content/000553510.pdf

・厚生労働省「働く方・経営者への支援などのリーフレット一覧(新型コロナウイルス感染症)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00145.html

・内閣官房 新型コロナウイルス感染症対策推進室「新型コロナウイルス感染症対策」
https://corona.go.jp

・厚生労働省「STOP!熱中症クールワークキャンペーン(職場における熱中症予防対策)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000116133.html

※参考リンク先は、随時更新されています。
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提供元:T-PEC Channnel
職域向け新型コロナウイルスに関する情報
https://t-pec.jp/ch/article/423
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※当記事は2020年7月時点のT-PEC Channel(https://t-pec.jp/ch/article/423)で作成されたものを元に、データやイラストのみ一部修正したものです。
※新型コロナウイルス感染症の情報については作成当時のものを参考に作成しており、最新の情報とは変更となっている可能性があります。