特集
健康経営 2019/12/17

パワーハラスメントが従業員の健康に大きく影響している?【健康経営わかったつもりシリーズ】

厚生労働省より、企業や職場でのパワーハラスメントの判断基準を示した指針が、近々発表される予定です。
社会的にも大きく注目されている「職場におけるパワーハラスメント」は、従業員の健康にも大きく影響しています。

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職場のパワーハラスメントと健康

厚生労働省では職場のパワーハラスメントを、「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」と定義しています。

厚生労働省が行った『平成28年度 職場のパワーハラスメントに関する実態調査』では、「過去3年間で、およそ3人に1人がパワーハラスメントを受けた経験がある」と報告されています。(図表1)

また、同調査で報告された「過去3年間でパワーハラスメントを受けたと感じた場合の心身への影響」について図表2に示します。

図表2より、パワーハラスメントを受けた経験が一度であっても、怒りや不満、仕事に対する意欲の減退などの心身への影響が大きく表れるのがわかります。さらに、パワーハラスメントを受けた頻度が高くなるほど「不眠、仕事を休む、通院、服薬」などの、より深刻な心身への影響の比率が大きく高まります。

職場でのパワーハラスメント防止策を義務付ける労働施策総合推進法の改正案が可決し、2019年5月に成立しました。義務化は、2020年春以降、順次施行される見通しとなっています。(※)職場のパワーハラスメントの予防・解決に向けた取り組みは、従業員の健康を守るためにとても重要です。

(※)中小企業に関しては、2022年4月以降~の見通し。

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参考:
・厚生労働省 職場のパワーハラスメントに関する実態調査
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000163573.html

・厚生労働省 職場のパワーハラスメントについて
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000126546.html

・厚生労働省 平成28年度 職場のパワーハラスメントに関する実態調査 主要点
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11208000-Roudoukijunkyoku-Kinroushaseikatsuka/0000163752.pdf

・厚生労働省 労働政策審議会 (雇用環境・均等分科会(旧雇用均等分科会))
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-rousei_126989.html


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※当記事は2019年12月時点で作成したものです。